gtags ソースのインデックス化で効率的に開発しよう! レンタルサーバー さくらスタンダード編

gtags ソースのインデックス化で効率的に開発しよう! レンタルサーバー さくらスタンダード編のイメージ shell

Javascript 、PHP、Ruby、Perl・・・スクリプト系の開発では、オープンソースを利用することが多々あります。

関数や変数から実際なにをやっているかをたぐる際、開発する際などにgtagsは活用できます。

tagsとは、要は、ソースコードをもとにインデックスを作成してくれるもので、このインデックスを使うと関数へのジャンプや関数を利用している場所などが分かりやすくなります。

grepなどでも探せますが、直接関数の定義へジャンプできるメリットは非常に大きいです。

ソースコードの入手先
http://www.gnu.org/software/global/

現時点最新版は、global-6.3.4でした。

gtagsインストール さくらスタンダード

$ cd ~/local/src
$ wget http://tamacom.com/global/global-6.3.4.tar.gz
$ tar xvzf global-6.3.4.tar.gz

$ cd global-6.3.4

$ ./configure –prefix=$HOME/local

$ gmake

$ gmake install

~/local/bin, ~/local/sharedなどにインストールされます。
~/local/bin/global
~/local/bin/gtags
~/local/bin/gtags-cscope
~/local/bin/htags
~/local/bin/htags-server
~/local/bin/globash
~/local/bin/gozilla
いろいろインストールされますが、主に使うのはgtags, htagsです

インデックスの作成は、ソースフォルダに移動し、
$ cd ソースフォルダ
$ gtags
とすることでGTAGS、GRTAGS、GPATHというファイルが生成されます。

(GSYMSファイルはGlobal-5.9バージョン以降GRTAGSに含まれます)

で、レンタルサーバーでどうやって使うの?

レンタルサーバー さくらスタンダードでは、vimがありません。
emacsを使います。

VPSで契約していれば、ルート権限が使えるので如何様にでもできます。
さくらスタンダードでは、基本sshログインで使うCUIベースです。

エディタはvi(not vim)、vim(自力インストール), emacs(24.3.1標準インストール)が一般的です。

vimではないviは使い勝手がかなり落ちるので、vimを自力インストールするか、emacsになります。

若干話がそれます
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Windows/Macなどでは、
javascript/HTML/cssをターゲットとしたエディタは豊富にあります。

javascript/HTML/css/php or ruby or perl・・といった組み合わせで開発する場合、選択肢はかなり絞られます。
また、サーバーにアップロードすることを前提で考えるとftpなどの機能が標準装備された統合環境系の選択になります。
javaベースの開発ツールを選ぶか、Visual Studioの有償プラグインを使うか、ちょっと古いWebMatrix3を使うか・・・

まさにこれ!、みんなこれをつかうべきだよ!的なベストチョイスのエディタは存在しません。
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windowsでもmacでもレンタルサーバーでも同じように使いたいと考えるとemacsが現実的な選択肢としてあがってきました。

慣れるまで時間がかかりますが、emacsのキーボードマクロは強力なのは相変わらずです。
el-get、caskなどのemacsの外部elを簡単に取り込む仕組みも整っています。

SublimeText系でカスタマイズごりごりやるくらいなら、emacsありだと思います

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